白い巨人の贅沢な前線事情 40億円で獲得したクロアチアの至宝がベンチ要員!?

ペレス会長がコバチッチ獲得にご満悦「ベンチは充実した」

 クロアチア代表MFマテオ・コバチッチは、今夏の移籍市場でインテルからレアル・マドリードに移籍金3000万ユーロ(約40億円)で加入した。だが、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長が、ベンチ要員として獲得したと発言している。ペレス会長は、地元ラジオ局「カデナ・セール」の取材に対して語っている。
「ベニテス監督は、イタリアで指揮していた時代にコバチッチのことを知っていたんだ。彼について私に説明してきたよ。それによって、我々のベンチは充実したというわけだ。ベニテスはレアルにとって良い監督だよ」
 レアルには「BBC」と呼ばれるフランス代表FWカリム・ベンゼマ、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドといった世界トップクラスの実績と実力を誇る選手たちがそろう。リーガ・エスパニョーラではバルセロナと2強状態にあり、UEFAチャンピオンズリーグでは常に優勝候補とされる“白い巨人”だ。
 その中に入れば、コバチッチの実績は一段下に見られても仕方がない面がある。だが、そうなると、現時点でレギュラーを争うレベルにない選手に40億円もの移籍金を費やしたということになってしまう。

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