マンUが守護神デ・ヘアに1年間の契約延長オプション行使 移籍金ゼロでの流出対策か

マンチェスター・ユナイテッドGKデ・ヘア【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドGKデ・ヘア【写真:Getty Images】

2020年夏まで契約延長も、クラブ最高額の週給5100万円の要求に応じるかが今後の焦点

 マンチェスター・ユナイテッドがスペイン代表GKダビド・デ・ヘアに対して、2020年夏まで1年間の契約延長オプションを行使したと英公共放送「BBC」が報じた。

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 ユナイテッド不動の守護神であるデ・ヘアだが、契約満了が2019年夏に迫ったなか、契約延長の交渉は思うように進んでいなかった。このまま年明けに冬の移籍市場が開けば、契約満了まで残り半年となり、他クラブとの移籍交渉が可能になる。

 そうなれば、来夏には移籍金の発生しないフリートランスファーで流出という可能性もあった。クラブはそうした事態を避けるべく、1年間の延長オプションを行使した格好のようだ。

 とはいえ、これで移籍の可能性がなくなったわけではない。デ・ヘアはユナイテッド残留の条件としてチリ代表FWアレクシス・サンチェスと同等の待遇、つまりクラブ最高額となる週給35万ポンド(約5100万円)を要求していると言われる。

 ここまで契約延長を渋ってきただけに、ユナイテッド側がこれに合意できなければ今冬、あるいは来夏にデ・ヘアが新天地を求める可能性もまだゼロではないだろう。契約延長オプションの行使はひとまずの急場しのぎに過ぎないと言える。

 デ・ヘアを慰留するのか。それとも新戦力獲得に動くのか――。“赤い悪魔”の今後の動きに注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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