ベンゲルの監督業再開はバイエルン? “優勝候補クラブ”希望の関係者証言を英紙が報道

昨季まで強豪アーセナルを指揮したベンゲル氏【写真:Getty Images】
昨季まで強豪アーセナルを指揮したベンゲル氏【写真:Getty Images】

昨季限りで22年間指揮したアーセナルを退任 19年元日からの始動を明言していたが…

 元アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏は、2019年からの監督業再開を公言してきた。フットボール界にその名を轟かせてきた名将の新たな職場が、ブンデスリーガ王者のバイエルンになる可能性があるという。英紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。

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 今季からニコ・コバチ新監督が就任したバイエルンは開幕12試合を消化して5位(6勝3分3敗)。現地時間24日のリーグ第12節はFW宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフと3-3で引き分け、タイトル争いのライバルである首位ドルトムントとは勝ち点9差に広がった。降格圏に沈む相手に勝てなかっただけでなく、2-0のリードを守り切れなかったとあって、コバチ監督には厳しい目が向けられている。

 英紙「デイリー・テレグラフ」は、26日付で「アーセン・ベンゲルがバイエルン・ミュンヘンでの監督業復帰に関心」と報道。関係者筋の情報として、ベンゲル氏がキャリアの最後をタイトルで飾れるようなクラブ、トップレベルで戦えるようなクラブからのオファーに強い関心を抱いていると伝えた。

 昨季限りで22年間率いたアーセナルを退団した名将は、イングランドのチームを率いることはないとしており、今月にもフルハムからのオファーを断っている。パリ・サンジェルマンのテクニカルディレクター職も復帰ポスト候補の一つだが、記事ではバイエルンでの監督業復帰こそが魅力に思うオファーだろうと触れ、多言語を操るベンゲル氏はドイツ語も流暢に話すことができ、クラブに溶け込むにも問題はないと分析している。

 かつて、ドイツ誌「シュポルト・ビルト」に対し、「1月1日から再始動しようと思う。十分休養したし、再び仕事をする準備はできている」と語っていたベンゲル氏。果たして、新年からの仕事場はバイエルンとなるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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