仏代表MFカンテ、チェルシーと2023年まで契約延長 幹部も称賛「スペシャルな選手」

2023年まで契約を延長したチェルシーMFカンテ【写真:Getty Images】
2023年まで契約を延長したチェルシーMFカンテ【写真:Getty Images】

2021年までの契約を2年間延長「ここにとどまれることが幸せだ」

 世界屈指の運動量を持つ中盤のハードワーカーが、2年間の新契約締結となった。チェルシーは現地時間23日、フランス代表MFエンゴロ・カンテと2023年までの契約延長を発表している。

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 2013年にはフランス2部カーンに加入したというキャリアのカンテだが、そこから15年夏にプレミアリーグのレスターへ。FW岡崎慎司らと共闘した2015-16シーズンは奇跡のプレミアリーグ優勝を果たす“ミラクル・レスター”の原動力になった。そして、わずか1年でチェルシーに移籍し、その時点では5年契約と発表されていた。

 今回はそこからさらに2年間の契約延長で合意。カンテはクラブ公式サイトで「チェルシーとの契約延長ができたことが幸せで、さらに2年間の素晴らしい時間を過ごしたい。この街もクラブも気に入っているし、ここにとどまれることが幸せだ」と喜びのコメントを残した。

 また、契約延長会見に出席したロマン・アブラモビッチ会長の右腕とされるマリーナ・グラノフスカイア氏も「中長期的な観点で見ても彼との契約延長をできたことは喜ばしい。このチームに来た瞬間からスペシャルな選手だというのがすぐに分かった」と話している。

 チェルシーにとっては、世界最高峰のダイナモを長期的に保有することに成功した形になる契約延長となった。フランスの下部リーグからステップアップしてきたカンテは、キャリアの最盛期をロンドンで過ごす決意を固めたようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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