バロンドール有力候補の神童ムバッペ、21歳以下の「ゴールデンボーイ」トップ5圏外
中間発表はクライファート、アーノルド、クトローネ、デ・リフト、ヴィニシウスが上位
その年に最も輝いた21歳以下の選手に贈られる、イタリア「トゥット・スポルト」紙主催の「ゴールデンボーイ賞」の投票結果の中間発表が行われた。19歳にしてフランス代表10番を背負うパリ・サンジェルマン(PSG)のFWキリアン・ムバッペがトップ5圏外となる驚きの結果が明らかになった。
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同賞は21歳以下の選手を対象に、欧州主要メディアのジャーナリストの投票で受賞者が決まる。ムバッペは昨季の受賞者で今季は連覇の期待も懸かるが、中間発表の時点で19歳のスピードスターは上位5人に入らず、最終候補5人から外れることが濃厚となった。
その代わりに上位に名を連ねているのはローマのオランダ代表FWジャスティン・クライファート、リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、ACミランのイタリア代表FWパトリック・クトローネ、アヤックスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフト、レアル・マドリードのブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールだった。
意外な結果だが、ムバッペは年齢制限のない世界最優秀選手賞の「バロンドール」の有力候補と言われている。フランス代表とPSGの両方でタイトルを獲得している実績は、同世代の中でも群を抜いている。世間の認識でも、若手という枠からはすでに外れているのかもしれない。
ゴールデンボーイ賞の投票は11月30日が締め切り。12月17日にイタリア・トリノで結果が発表される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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