マンUが“87億円GK”ピックフォードに興味か 守護神デ・ヘアの後釜候補に浮上

マンチェスター・ユナイテッドはデ・ヘアの後釜としてピックフォードに興味を示しているようだ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドはデ・ヘアの後釜としてピックフォードに興味を示しているようだ【写真:Getty Images】

24歳のイングランド代表GK獲得をモウリーニョ監督も支持と英紙報道

 チーム不動の守護神であるスペイン代表GKダビド・デ・ヘアと、いまだ契約延長に至っていないマンチェスター・ユナイテッドは、同選手がオールド・トラッフォードを去る場合に備え、後継者に狙いをつけているようだ。英紙「ザ・サン」によれば、それはエバートンに所属するイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードだという。

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 デ・ヘアは今季限りでユナイテッドとの契約を満了する。クラブ側は慰留する意向で高額の長期契約を提示したものの、サインしておらず交渉は難航。退団はもはや避け難いものと見られている。

 イタリア王者ユベントスが獲得を狙っていると噂されるなか、ユナイテッドとしては同選手が退団した場合に備え、後釜を探しておかなくてはならない。そこで白羽の矢が立ったのがピックフォードのようだ。獲得には6000万ポンド(約87億円)を要すると言われているが、ジョゼ・モウリーニョ監督はとても気に入っている様子で、スタッフも全員同じ意見だという。

 現在24歳のピックフォードは、1年前にイングランド代表の正守護神としてデビューを飾ると、今年のロシア・ワールドカップでは全7試合に出場。何度もビッグセーブを披露し、イングランドの28年ぶりベスト4進出に大きく貢献した。

 「ザ・サン」紙は、「クラブ、代表両チームでのパフォーマンスを見る限り、彼はビッグステージに上がる自信があることを証明しており、イングランドのナンバーワンGKは理想的な後任に見える」とピックフォードを評価。夏にエバートンとの契約にサインしているが、「ユナイテッドに行くというチャンスを無視するのは難しいことだろう」と結んでいる。

 一部報道ではユナイテッドがデ・ヘアに対し、交渉のデッドラインを来年1月に設定したと伝えられているが、同選手はどのような結論を出すのだろうか。それによってピックフォードの将来も変わってくるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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