ドイツ低迷は名将ペップが元凶!? 独代表OBが“ポゼッション理論”を批判「負の遺産」

「ボールを持たなくとも十分なのは、W杯を優勝したフランスが示している」

 ペップ監督はバイエルン時代にも真骨頂のポゼッションスタイルを浸透させ、ブンデスリーガを圧勝した。そのスタイルはヨアヒム・レーブ監督率いる代表チームにも強く投影されてきた。

 しかし、ゲルマン魂の時代を知るブリーゲル氏は「サッカーではプレーをコントロールするより、結果こそが大事なのだ。ボールを持たなくとも十分なのは、W杯を優勝したフランスが示している」と話している。

 今季もシティで安定感抜群のサッカーを見せているペップとしてはまさかの言われようだろうが、何よりも勝ちにこだわるドイツサッカーの文化ゆえの言葉だったのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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