「調子は悪くない」 新エース候補・南野、アジア杯“生き残り”へ4戦連続ゴール宣言

(左から2番目)日本代表MF南野【写真:Football ZONE web】
(左から2番目)日本代表MF南野【写真:Football ZONE web】

ELのハットトリックを含めて2戦連続ゴールで帰国 勢いに乗ってベネズエラ戦へ

 森保一監督率いる日本代表は13日、FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)に代わって追加招集されたFW杉本健勇(セレッソ大阪)を除く22名で大分合宿2日目を行った。同日に合流したMF南野拓実(ザルツブルク)は軽めの調整だったが、新体制4試合連続ゴールに向けて「調子は悪くない」と自信を覗かせた。

 南野は9月シリーズで約3年ぶりの代表復帰。コスタリカ戦(3-0)からパナマ戦(3-0)、ウルグアイ戦(4-3)と3試合連続スタメンを飾り、全試合で得点を挙げている。さらに現地時間8日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)第4節ローゼンボリ戦(5-2)では前半だけでハットトリック、11日のリーグ第14節オーストリア・ウィーン戦(2-0)でも2試合連続ゴールと最高の形で帰国した。

 得点を量産できている理由を問われると、「いやぁ、分からないですね」と苦笑しつつも、代表での自信が大きいと明かす。

「9月の代表で自分として自信になった。合宿に呼ばれてからチームでも代表でも、良いサイクルを維持できている。今は調子は悪くないです」

 16日のベネズエラ戦(大分スポーツ公園総合競技場/19時30分)では、新体制発足から4試合連続ゴールが懸かる。「もちろん狙っていく」という先に見据えるのは、来年1月に行われるアジアカップのメンバー入りの切符だ。

「まずはチームの勝利が最優先ですけど、そのなかで攻守において関わりたい。アジアカップまでのサバイバルということで、自分も今回はゴールかアシストでチームにアピールできれば。自分も育成年代からアジアは経験してきて、(アジアの戦いは)難しいなと思う。この2試合が(アジアカップに向けた)最後のアピールのチャンス。自分も2試合で何かを残したい」

 新エースとしての地位を確立し、アジアカップ行きを勝ち取るためにも、南野は貪欲にゴールを狙う。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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