A代表初選出の鈴木&山中、森保監督が語った“新顔”の「スペシャルな部分」とは?

(左から)鹿島アントラーズFW鈴木、横浜F・マリノスDF山中【写真:Getty Images&荒川祐史】
(左から)鹿島アントラーズFW鈴木、横浜F・マリノスDF山中【写真:Getty Images&荒川祐史】

ACL優勝を狙う鹿島でチームトップの11得点を記録する新エースが念願の選出

 日本サッカー協会は7日、11月16日のベネズエラ代表(大分)、20日のキルギス代表(豊田)とのキリンチャレンジカップ2連戦に向けた日本代表メンバー23名を発表した。森保一監督は10月の招集メンバー21人を継続招集するなか、FW鈴木優磨(鹿島)とDF山中亮輔(横浜F・マリノス)をA代表に初選出。「思い切りプレーして個性を発揮してほしい」とメッセージを送った。

 W杯後に発足した森保ジャパンは、9月7日のチリ代表戦は北海道で起きた地震の影響により中止となったが、同11日のコスタリカ代表戦に3-0と快勝すると、10月シリーズでもパナマ代表に3-0、南米の強豪ウルグアイ代表に4-3と打ち勝って3連勝。特に真価が問われたウルグアイ戦ではMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンゲン)という若手アタッカーが躍動した。DF吉田麻也(サウサンプトン)、FW大迫勇也(ブレーメン)らロシアW杯の主力メンバーとの融合も図り、来年1月のUAEアジアカップに向けて着実なチーム作りが進められている。

 10月シリーズのメンバー21人が名を連ねるなか、“新顔”となったのが鈴木と山中だ。森保監督は記者会見で2人を選んだ理由を説明した。

「2人に関しては、クラブで継続して出場し、特徴を発揮してくれている選手。鈴木優磨は、鹿島でACLの決勝、アジアのチャンピオンを目指す力のあるチームのなかで得点という結果を残している。FWとして存在感を発揮してくれている」

 鈴木はFW金崎夢生(サガン鳥栖)が移籍したなかで新エースとして奮闘し、今季はリーグ戦自己最多の11得点を挙げている。ACL優勝を目指す鹿島にあって、22歳にして主軸を担っており、得点力と安定したパフォーマンスが評価された形だ。

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