「才能からすればあまりにお粗末」 ハノーファー原口、フル出場も独メディア低評価
シャルケに1-3で敗れ暫定16位転落 原口も採点「4」と厳しい評価に…
日本代表MF原口元気と同FW浅野拓磨が所属するハノーファーは、現地時間3日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第10節でシャルケと敵地で対戦し、1-3で敗れた。原口はフル出場、浅野はベンチ外だった。
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左サイドに入った原口は前半36分、切れ味鋭いドリブルで相手のファウルを誘い、FKを獲得。ハノーファーは先制のチャンスを迎えたが、これをFWイーラス・ベブーが外してしまう。原口は後半立ち上がりの5分にエリア外からミドルを放つも、これは相手GKに阻まれた。
対するシャルケは後半12分にPKから先制。ハノーファーも同25分にベブーの高速クロスからFWヘンドリク・ヴァイダントがネットを揺らすも、直後に守備のミスから痛恨の失点。同40分にダメ押し点を奪われ、公式戦3連敗となった。
ドイツメディア「SPORT BUZZER」はこの試合について、各選手の寸評を掲載。試合に敗れたこともあり、高評価の「2」が2人、及第点の「3」が5人、やや低評価の「4」が7人となった(ドイツの評定は1が最高、6が最低)。原口も「4」と評価された一人で、「アイデアはあるが、それを実行に移すことがほとんどできず。パスが長過ぎることもあれば、相手に向かって走り込んだこともあった。少なくとも遠目から良いチャンスを手にしていた。しかし彼の才能からすればあまりにお粗末だった」と綴っている。
ハノーファーの次節は9日に行われる第11節のヴォルフスブルク戦。原口は第7節シュツットガルト戦(3-1)以降、リーグ戦4試合連続でスタメン出場を続けており、アンドレ・ブライテンライター監督の信頼をつかんでいる。暫定で16位に転落する苦境のなか、次戦では期待に応える活躍を見せたいところだ。