レアル復権を誰に託す!? 「新監督ファン投票」をスペイン紙実施、1位に輝いたのは…

(左から)ベンゲル、コンテ、グティ、ハインケス、ラウドルップ【写真:Getty Images】
(左から)ベンゲル、コンテ、グティ、ハインケス、ラウドルップ【写真:Getty Images】

候補者20人の中から最多得票を集めたのはクラブOBグティ氏

 10月28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節の“エル・クラシコ”で宿敵バルセロナに1-5と大敗し、その直後にフレン・ロペテギ前監督を解任したレアル・マドリード。新監督が決まるまでサンティアゴ・ソラーリ暫定監督がチームを率いることになっており、後任候補にはチェルシー前監督のアントニオ・コンテ氏の名前などが挙がっているが、ファンの望みは違うようだ。

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 スペイン紙「マルカ」電子版は、アーセン・ベンゲル氏、クラウディオ・ラニエリ氏、ルイス・ファン・ハール氏、サム・アラダイス氏など20人の指揮官を紹介。どの人物が次期監督にふさわしいかユーザー投票を実施したところ、レアルOBの元スペイン代表MFグティ氏が最多3万8600票を獲得したという。

 グティ氏は現役引退後、レアルのユースチームで監督を務め、現在は自身もプレーしたトルコのベシクタシュでアシスタントコーチを務めている。トップチームを率いた経験はまだないものの、同じ“銀河系軍団”のOBだったジネディーヌ・ジダン氏が監督となってチームの立て直しに成功し、最終的にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を達成したこともあり、同時代を駆け抜けたグティ氏に期待する声が大きいのかもしれない。

 2番目に多くの票を集めたのは、驚くことに昨季バイエルンを率いた73歳の名将ユップ・ハインケス氏で、2万2000票だった。1997-98シーズンにレアルをCL制覇に導いた同氏は、12-13シーズンにバイエルンを率いてブンデスリーガ、DFBポカール、CLの三冠を達成し、一度は監督業から引退。しかし、昨季途中にバイエルンの要請を受けて古巣の指揮官に復帰し、チームをリーグ優勝に導いた実績があるだけに、二度目の復帰を望む人も多いのだろう。

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