ポチェッティーノvsモウリーニョ!? レアルの新旧会長、次期監督候補で意見の“相違”
元会長のカルデロン氏が考える低迷の最大の理由は…年間50点を取るロナウドの放出
レアル・マドリードは今季からチームを率いていたフレン・ロペテギ監督の解任と、サンティアゴ・ソラーリ氏を暫定監督として迎えると発表した。レアル元会長のラモン・カルデロン氏は英ラジオ局「talkSPORT」の番組「アラン・ブラジル・スポーツ・ブレックファスト」で、次期監督にふさわしいのは、現在トットナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督だと語っている。
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レアルは現地時間28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節の“エル・クラシコ”で、宿敵バルセロナに1-5で大敗した。チームはこの結果、今季のリーガ開幕10戦を4勝2分4敗、勝ち点14で9位。9月下旬から低迷が続くなか、この大一番での惨敗がロペテギ解任の決定打となった格好だ。
2006年から09年までレアル会長を務めたカルデロン氏は、同クラブ最大の問題は“監督”ではなく、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)を退団させたこと、さらにその代わりとなる選手を見つけられないことだとの見解を示した。
「ロペテギ監督をわずか2カ月で解任したのはとても賢い決断とは言えない。たしかに1-5でバルセロナに負けたのは、ファンにとって非常にタフなことだった。だが、監督にあと数試合やらせてどうなるかを見るほうが賢明だったと思う。一番の問題は、1シーズンに50ゴールを決めていたロナウドを放出したこと。そして、彼の穴を埋められていないことが本当の問題だ」
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