“西独英”3カ国制覇の名将ペップ、将来のセリエA挑戦を示唆 「私はこの国を愛している」

バルセロナ時代をはじめ数々のタイトルを獲得してきたグアルディオラ監督【写真:Getty Images】
バルセロナ時代をはじめ数々のタイトルを獲得してきたグアルディオラ監督【写真:Getty Images】

サッキ、アンチェロッティとのイベントに参加 「すべては可能だ」

 バルセロナやバイエルン・ミュンヘンなどを率い、現在はマンチェスター・シティの監督を務めるジョゼップ・グアルディオラ監督は、将来的にセリエAで監督を務める可能性があることを示唆した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 5月にシティとの契約を2020-21シーズンまで延長したグアルディオラ監督は、現役時代にブレシアやローマなどイタリアのクラブでもプレーしていた。先週末にはイタリアで開催された「フェスティバル・デロ・スポルト」に出演。その舞台で、いつの日か監督としてイタリアに戻ってくることを想像することができると語った。

 グアルディオラ監督は、ACミランのレジェンドであるアリゴ・サッキ氏とナポリのカルロ・アンチェロッティ監督と登壇。ディスカッションのなかでイタリアでの指揮を問われると、「なぜダメなんだい?」と語り、自身の考えを明かした。

「バルセロナでの経験の後、私がドイツやバイエルン・ミュンヘンに行くと思っただろうか? でも、それは起こったよね。私はドイツ語を学ぶという難しい挑戦を乗り越えることができたので、すべてが可能だよ。スペインやドイツ、今はイングランドで監督をしているけど、なぜイタリアで監督ができないんだい? 私の未来がどうなっているかは分からないけど、ここの食べ物は美味しいよね」

 またグアルディオラ監督は、イタリアという国が好きであることを語った。

「私はこの国を愛しているので、しばしばイタリアには来ているんだ。ここにはたくさんの友人がいる。カタルーニャ人とスペイン人は、ここの人々と非常に似ている。素敵な生活があり、太陽がある。すごく楽しめるんだ」

 セリエA、そしてイタリアへの思いを語ったグアルディオラ監督。いつの日か、どこかのクラブで指揮を執ることはあるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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