昨季限りでアーセナル監督退任のベンゲル氏、来年1月に仏1部PSGのGM就任か

前アーセナル監督のベンゲル氏【写真:Getty Images】
前アーセナル監督のベンゲル氏【写真:Getty Images】

PSGが新たな人材としてベンゲル氏をピックアップ、招聘に向けて検討中

 昨季限りでアーセナルの監督を退任し、現在はフリーとなっているアーセン・ベンゲル氏に対して、母国フランスのパリ・ サンジェルマン(PSG)がゼネラルマネージャー(GM)として招聘を検討していようだ。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 長きにわたりアーセナルを指揮したベンゲル氏は、昨季限りで監督を退任。現在はフリーとして、各クラブからのオファーを待ちながら様々な活動を行っている。

 そんなベンゲル氏の招聘を目論んでいるのがPSGだ。今夏の移籍市場を含めて、いくつかの移籍交渉が失敗に終わり、スポーツディレクターを務めるアンテロ・エンリケ氏への風当たりが強まるなか、その役割を果たせる新たな人材を探してベンゲル氏をピックアップ。1月の移籍市場が閉幕後、エンリケ氏の代わりとしてチームに加えようとしている。

 またベンゲル氏はPSGに対していくつかのオプションに対して話を聞くつもりだと語っており、監督業を優先的に考えているが、彼は重要な役割を任されることになった場合のチーム入りの可能性を否定していないため注目が集まっている。

 エンリケ氏は1月にセルタのスロバキア代表MFスタニスラフ・ロボツカなど3選手と契約を予定していると言われるが、ベンゲル氏はアカデミーを含めてピッチ内外の様々な側面を再構成できると評価されており、ファイナンシャルフェアプレー(FFP)の状況を考えつつ、ベンゲル氏招聘の準備をするとされる。

 監督としての復帰にはならないかもしれないが、母国での仕事にベンゲル氏が興味を持つ可能性はある。1月の移籍市場が閉まった後のベンゲル氏の動向に注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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