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チェルシー、ユベントスというビッグクラブが熱視線を送る 期待の「新型ドログバ」
ポルトガル1部セトゥバルの超大型ストライカー、バルド
欧州のビッグクラブは、即戦力の補強だけでなく若き才能にも移籍市場で目を光らせている。今、ユベントス、インテル、チェルシー、ガラタサライの4クラブが熱視線を注いでいる18歳の至宝が、ポルトガルに存在するという。イタリア紙「トゥット・スポルト」が伝えている。
それが、バルド・テというストライカーだ。ギニア生まれで、今はポルトガルのビットリア・セトゥバルでプレーしている。ポルトガル西部の大西洋沿いにあるセトゥバルは、国内で第4の都市。チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督はここで生まれ育った。
190センチで80キロという素晴らしい体格があり、1トップとしてのプレーを得意としている。ユースチームによるリーグ戦で、15試合25ゴールという爆発的な得点力を見せて注目を浴びている。
フェイスブック上では、その強烈なシュート力から「ポルトガルが生んだ新しい(マリオ・)バロテッリ」と言われているという。そして、彼自身はディディエ・ドログバのプレーに多くのものを学び、「新しいドログバ」を目指していると報じられている。
ビットリア・セトゥバルが要求する移籍金は300万ユーロ(約4億円)と見られ、ユベントス、インテル、チェルシー、ガラタサライの4クラブが獲得に向けた動きを進めているという。同紙は、ポルトガルの取材先で「いつも彼のことを聞かれる」と言われたとして、今ポルトガルで最も話題になる若手選手だとしている。
そのプレーはベールに包まれているが、近い将来ヨーロッパのトップクラブでその姿を現すはずだ。世界が「新しいドログバ」を目撃する時が近づいている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images