ベティス乾、アトレチコ戦で2戦連続出番なし 開幕節以来の敗戦も監督は「規律」に自信

ベティスのMF乾【写真:Getty Images】
ベティスのMF乾【写真:Getty Images】

強豪アトレチコに0-1敗戦 乾は代表ウィーク休暇でセティエン監督にアピールできるか

 MF乾貴士が所属するベティスは現地時間7日、リーガ・エスパニョーラ第8節アトレチコ・マドリード戦に臨んだものの0-1で敗戦。乾は出番が巡ってこず、リーグ戦2試合連続で出番なしとなっている。

 試合は前半16分にメキシコ代表MFアンドレス・グアルダードが足を痛めて途中交代を強いられるなど、敵地に乗り込んだベティスにとっては苦しい展開に。膠着した展開のなかで後半7分にアトレチコがフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンのパスを受けたクロアチア代表FWニコラ・カリニッチのポスト直撃のシュートなどで徐々に流れを掌握すると、後半29分にボール奪取からドリブル突破したアルゼンチン代表MFアンドレ・コレアが豪快な右足シュートを叩き込み先制点を奪った。

 スペイン紙「マルカ」によると、ベティスのキケ・セティエン監督は試合後の会見で「彼らは非常に規律が取れていた」と話す一方で「私たちはよくやっていると喜ばしく感じる。より上手く緩急を使えていれば、我々は勝利していた可能性がある」と信条であるポゼッションサッカーに自信を垣間見せている。

 チームはリーグ戦では開幕戦レバンテ戦(0-3)以来の敗戦となったわけだが、積極的なローテーション策を敷くなかで上位につけて10月の代表ウィーク休暇へと入った。日本代表に招集されなかった乾としては、この期間のトレーニングでセティエン監督にさらなるアピールをしたいところだ。

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