31歳のドイツ人戦術家、打倒“ペップ・シティ”へ秘策あり? 「支配率が25%超えなら…」

ホッフェンハイムのナーゲルスマン監督【写真:Getty Images】
ホッフェンハイムのナーゲルスマン監督【写真:Getty Images】

ホッフェンハイムのナーゲルスマン監督、CLシティ戦へ自信

 欧州でも注目を集めているホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督は、現地時間2日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループF第2節の本拠地マンチェスター・シティ戦を前に、「25%を超えるボールポゼッションがあればゴールできる」と話した。ドイツ紙「キッカー」が報じている。

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 1987年生まれで7月に31歳になったばかりの青年監督は、欧州でも戦術家として大いに注目を集めている。2016年2月にブンデスリーガ史上最年少記録となる当時28歳の若さで就任したナーゲルスマン監督は、2年目の16-17シーズンに3バックの導入などで前シーズンに残留争いに巻き込まれたチームを4位に躍進させ、昨季も3位と結果を残して今季のCL出場権を勝ち取った。

 開幕節は敵地でシャフタール・ドネツクと2-2で引き分け、この第2節でホームにグループ最強の相手であるシティを迎える。相手指揮官は世界のサッカー界に戦術的な革命を起こしてきたジョゼップ・グアルディオラ監督だ。注目の一戦に向け、ナーゲルスマン監督は「重要なのはボールポゼッションの時間を有効活用すること」と話している。

「シティは少なくない試合で75%のボールポゼッションを記録することがある。もし我々が25%を超えるボールポゼッションをすることができれば、ゴールできるチャンスは十分にある。そして、彼らは我々と比べれば、多くの失うものを背負っている」

 開幕節でリヨンに1-2で敗れたシティは、昨季のプレミア王者としてもグループステージ突破を考えても連敗スタートは許されない。ホームとはいえ、挑戦者の立場が鮮明なホッフェンハイムを率いる若き戦術家は、どのようなゲームプランで“ペップ・シティ”を打ち破りにかかるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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