今夏PSGからローマへ移籍　鮮やかな足技でシーズン2度目のバックヒール弾

　今夏にパリ・サンジェルマン（PSG）からASローマへ移籍したアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレは、現地時間26日のセリエA第6節フロジノーネ戦（4-0）でチーム2点目を挙げた。今季2度目の巧みなバックヒール弾には、「珠玉」「魔法を再現」と称賛が寄せられている。

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　29歳のパストーレは、今夏に4年契約プラス延長オプション付きでローマへ移籍。リーグ戦6試合目に再び魅せた。

　イタリア代表DFダビデ・サントンが右サイドをえぐって、切り返しから中央へクロスを供給する。半身の大勢でペナルティーエリア内に侵入したパストーレは、ボールに正対すると、かかとでボールをミート。相手GKが一歩も動けない虚を突いた一撃がゴール左隅に吸い込まれた。

　衛星放送「スカイ・イタリア」は「パストーレが再現：シーズン2度目のヒールでのゴールは珠玉」と特集。「ローマのプレーメーカーがローマ対アタランタ戦の魔法を再現。ダイナミックさと結果も同じだった。この種のゴールを同じ年に二つ決めたのは、近年では2013-14シーズンのクリスティアーノ・ロナウド以来」とポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド（現ユベントス）と並ぶ快挙だと伝えた。また、フランステレビ局「BFM TV」も「パストーレが新たなバックヒールゴールに成功」と武勇伝に新たな１ページが加わったとしている。

　PSGでは過去3年間不遇を味わったパストーレだが、新天地ローマでまばゆい輝きを放っている。