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バルサ6冠獲得に黄色信号 ネイマールがおたふくかぜで3戦欠場へ
ペドロのマンU移籍にも影響
バルセロナは、ブラジル代表FWネイマールがおたふくかぜで全治15日間と診断され、11日にジョージアのトビリシで行われるUEFAスーパーカップと、スペインスーパーカップ2試合の計3試合を欠場することを発表した。
世界最強の3トップ「MSN」の一角にアクシデントが起きた。バルセロナは「バルセロナのトップチームのメディカルスタッフが日曜日、ネイマールが15日間離脱となると報告してきた。以前、ワクチンを接種していたにもかかわらず、彼はおたふくかぜに感染した。それにより、火曜日のUEFAスーパーカップを欠場することになる。背番号11はアスレチックと14日と、17日に対戦するスーペルコパにも参加することができない」と声明を発表した。
おたふくかぜと呼ばれる流行性耳下腺炎は幼児が多く発症するが、成人になってから発症すると高熱などで悪化する可能性が高い。
ネイマールは昨季バルセロナのリーガ、国王杯、欧州チャンピオンズリーグの3冠に貢献したが、今季に関しては昨季獲得した3冠に加え、ヨーロッパカップ王者セビージャと戦うUEFAスーパー杯とアスレチック・ビルバオと戦うスペインスーパーカップ、そして、FIFAクラブワールドカップも制覇する今季の6冠達成を目標に公言してきた。
残念ながらネイマールは最初の“2冠”のチャンスを欠場することが確定した。マンチェスター・ユナイテッド移籍の可能性が高まっているスペイン代表FWペドロはネイマールの代役で、この3試合で先発することが濃厚となっており、ネイマールのおたふくかぜがウインガーの移籍交渉にも影響を与える可能性も出てきた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images