メッシに心境の変化!? FIFA年間最優秀選手投票で“ライバル”のC・ロナウドに初の一票
今回はバルサとアルゼンチン代表の同僚を選出せず その内容にスペイン紙も注目
FIFA(国際サッカー連盟)は現地時間24日に年間表彰式「ザ・ベスト FIFAフットボールアウォーズ2018」を開催し、レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが男子年間最優秀選手に輝いた。代表チームキャプテンとして投票に臨んだバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが初めてユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに一票を投じたことに海外メディアも注目している。
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最終選考3名にはモドリッチのほか、ロナウド、エジプト代表FWモハメド・サラー(リバプール)がノミネート。投票は各代表監督(25%)、代表チームキャプテン(25%)、ファン(25%)、世界各国200名以上のメディア代表者(25%)で決定され、最終的にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で前人未到の三連覇を成し遂げ、ロシア・ワールドカップ(W杯)でもクロアチア代表の主将として準優勝&大会MVPに輝いたモドリッチが受賞した。
スペイン紙「マルカ」によれば、メッシは一番手にモドリッチ、二番手にパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・ムバッペ、そして三番手にライバルであるロナウドを挙げたという。記事では「メッシが初めてロナウドに投票」と取り上げ、「2011年にアルゼンチン代表の主将に任命されて以来、常にバルセロナとアルゼンチン同僚の人選を行ってきた」と指摘したうえで、今年度は選出に“変化”が生まれたことを匂わせている。
ロナウドは昨季までバルセロナの宿敵レアルの絶対的エースとして君臨していたが、ユベントス移籍でスペインを後にした。メッシにとっても最大のライバルが異なる舞台へ去ったことで、投票しやすくなったのかもしれない。