ベティス乾、ビルバオ戦終盤に途中出場も得点絡めず スペイン紙は1つ星の低評価

ベティスMF乾貴士【写真:Getty Images】
ベティスMF乾貴士【写真:Getty Images】

相手が退場者出すもホームで2-2ドロー 乾は公式戦2試合連続のベンチスタート

 日本代表MF乾貴士が所属するベティスは、現地時間23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第5節アスレティック・ビルバオ戦に臨み、2-2のドローに終わった。乾は後半33分からプレーしたものの、得点には絡めなかった。

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 ベティスは20日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)開幕戦オリンピアコス戦(0-0)から中2日のタフな日程で実施され、この試合で途中出場した乾はローテーションでスタメン起用されるかと思われたが、この日もベンチスタートとなった。

 試合はビルバオが前半7分にFWイニャキ・ウィリアムス、同18分にMFラウール・ガルシアが立て続けにゴールを陥れ、ベティスは本拠地ベニート・ビジャマリンで早々に2点を追う展開となった。

 しかし前半アディショナルタイムにビルバオMFマルケル・スサエタが2枚目のイエローカードで退場し、数的優位に。後半に入ると一気に反撃体勢となり、後半6分にはDFマルク・バルトラのミドルシュート、同23分にはMFセルヒオ・カナレスのシュートで2-2の同点に追いついた。

 その勢いに乗って逆転勝利を目指し、乾は3枚目のカードとして残り15分を切った勝負の時間帯にピッチへ投入される。そして試合終盤の後半44分には、得意とするペナルティーエリア左からシュートを放ったものの相手にブロックされ、決勝ゴールを生み出すことはできなかった。

 スペイン紙「マルカ」が公開したこの試合の採点(3つ星が満点)では、ベティスの評価はおしなべて低いものとなっている。両チーム通じても満点の3つ星はラウール・ガルシアのみだが、乾も1つ星にとどまっている。ベティスは5試合を終えて1勝3分1敗の勝ち点6で暫定13位。スタートダッシュに失敗した状況で、乾もそろそろ結果が欲しいところだ。

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