「日本で今年ベスト弾候補」と海外驚愕 京都MFの揺れながら落ちる40m超ゴール反響

京都FWカイオ【写真:Getty Images】
京都FWカイオ【写真:Getty Images】

今夏に京都加入のカイオ、J2第33節の岡山戦で移籍後2ゴール目 南米にも轟いた豪快弾

 J2京都サンガF.C.のブラジル人FWカイオが叩き込んだ40メートル超のスーパーゴールは海外メディアで話題を呼んだが、南米にも轟いているようだ。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 京都は15日、J2リーグ第33節で岡山と対戦し、2-2と引き分けた。0-1と京都が劣勢で迎えた前半21分、1トップで起用されたカイオが輝きを放つ。ハーフウェーライン付近でボールを受けると、そのまま前方へドリブルを開始。相手ゴールまで約40メートルの位置に来ると、相手のプレスが緩いと見るや虚を突いて左足を強振した。その左足から放たれた強烈な弾丸シュートは一瞬で相手GK金山隼樹の前に到達。無回転気味の一撃は揺れながら落ちる変化を見せ、ネットを豪快に揺らした。

 海外メディアはこのゴールを即座に報じたが、試合から数日が経った今も反響は広がり続けている。アルゼンチンメディア「Diario Registrado」は「日本で45メートルのロケット弾が今年のベストゴール候補」と伝え、「ブラジル人のカイオが印象的なゴールを叩き込んだ。ハーフウェーラインを超えると、彼は強烈な一撃でゴールを狙うと決意。相手GKを驚愕させた」と絶賛している。

 今年7月に中国2部の雲南麗江から京都に移籍した31歳のカイオ。セレッソ大阪や横浜FCにも在籍したブラジル人助っ人は、加入後リーグ戦6試合で2ゴールと存在感を示している。京都は1試合未消化ながら、J2リーグで20位と苦戦を強いられており、J3降格圏の21位ロアッソ熊本とわずか勝ち点1差。驚愕の一撃で観客の度肝を抜いたカイオが、チームの救世主となるだろうか。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング