「ワンダーティーンは今やワンダーマン」 殊勲弾のドルトムント20歳MFを海外絶賛
20歳の誕生日に決勝ゴールを挙げたプリシッチ 「新発見の成熟を見せた」
ドルトムントのアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)開幕戦で殊勲の決勝ゴールをマークした。母国メディアはこの日、20歳の誕生日を迎えたアタッカーに賛辞の言葉を送っている。
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ドルトムントは現地時間18日、CLグループステージ第1節でクラブ・ブルージュと敵地で対戦し、1-0と勝利を収めた。スコアを動かせない膠着した展開が続いたが、後半40分、ゴール前のクリアボールが途中出場のプリシッチの足に当たり、ループ気味になったボールがそのままゴールネットへと吸い込まれ、値千金の決勝ゴールとなった。
この日、20歳の誕生日を迎えたプリシッチのバースデー弾に、母国アメリカのメディアも賛辞を送っている。米スポーツサイト「デッドスピン」は、「ワンダーティーンのプリシッチは今やワンダーマンに。20歳の誕生日に決勝ゴール」と見出しを打って特集し、その活躍ぶりを称えている。
「彼はたった一人でチームを救うゴールを決めたことで、新発見の成熟を見せた。そのゴールは老練な押し込みぶりで、並外れたスキルは一切なく、ドルトムントを勝利に導くものだった。プリシッチは成長した。ボックス内への短いパスに食らいつくベテランの判断を見せた」
今季からルシアン・ファブレ監督が率いるドルトムントでは、日本代表MF香川真司やドイツ代表MFマリオ・ゲッツェらが出場機会を与えられず苦境の時期を過ごしているが、2016年にトップデビューを果たしたプリシッチは負傷で出遅れながらも、中心選手として存在感を放とうとしている。
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