元英代表FWルーニー、MLS移籍の舞台裏告白 無念の退団は「オーナーの決断だった」
モシリ会長が新たな選手獲得のために高額年俸のルーニー放出を決断
元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、今夏に米MLS(メジャーリーグサッカー)のD.C.ユナイテッドへ移籍した。プロデビューも飾った愛着あるエバートンからの移籍はファルハド・モシリ会長の意向だったという。英紙「サンデー・タイムズ」が報じている。
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マンチェスター・ユナイテッドで活躍したルーニーは2017年に13年ぶりに古巣エバートンへ復帰。2年契約を結んでいたが、わずか1年でアメリカに渡った。
移籍を望んだのはエバートンのモシリ会長だったという。
「(移籍は)オーナーの決断だった。彼は多くの選手を連れてくるつもりだったから金銭的な問題を解消したいと思っていたんだ。それが彼の決断だったけど、僕にとっては残念だった」
クラブとしては高額年俸のルーニーを放出し、新たな選手を獲得する算段だったようだ。
当時のサム・アラダイス監督はルーニーの出場機会が減る可能性があるとしたうえで、ルーニー残留を希望していたという。しかし、「オーナーが私と同じ考えかどうかは分からない」と話していたアラダイス監督も後に解任され、ルーニーも移籍が決まった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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