PSG会長、ネイマールの移籍報道に不満爆発 「我々はレアルと話したことがない」
アル・ケライフィ会長が公平性を主張「同士討ちのような形はPSGのやり方ではない」
パリ・サンジェルマン(PSG)のナセル・アル・ケライフィ会長は、ブラジル代表FWネイマールの絶え間ない移籍の噂に関して不満を抱いていることをレアル・マドリードに伝えたという。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。
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昨夏に移籍金2億2200万ユーロ(約290億円)でバルセロナからPSGへ移籍したネイマール。たびたびレアル行きの可能性が浮上するなか、今夏にはレアルがネイマールとサインするために3億1000万ユーロ(約405億円)のオファーを出したとスペインのラジオ局が報じられたが、アル・ケライフィ会長は改めて「我々はレアルと話したことがない」と否定した。
「少しばかりフラストレーションが溜まっているよ。他のクラブが選手たちについて話すのは公平ではない。我々は良い関係性を築き、彼らはPSGを尊重している。私はそれが真実だと願っている。我々はレアル、会長であるフロレンティーノ・ペレス氏をリスペクトしているが、誰もが舞台裏で働いていないことが重要だと思うよ」
また、アル・ケライフィ会長は何事も対話が必要だと主張している。
「彼が私を理解しているかどうかは分からない。何かがあれば我々は話すし、何かがあればフロレンティーノ・ペレス氏とも話すよ。我々が好む話でも、我々が好まない話でもね。それはレアルだけでなく、全てのクラブともそうしたい。同士討ちのような形はPSGのやり方ではないし、他のクラブがそれをしないことを願っている」
ネイマールの移籍報道によって溜まったフラストレーションを吐露したアル・ケライフィ会長。ブラジル代表のエースの去就は、今後どのような動きを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)