まるで「ハリー・ポッターの魔法」 アウトサイドの魔術師、“GK無効化弾”で海外魅了

ベジクタシュのMFクアレスマ【写真:Getty Images】
ベジクタシュのMFクアレスマ【写真:Getty Images】

C・ロナウドも認める天才MFクアレスマ、GKカリウスを粉砕する圧巻の“ラボーナ弾”

 各国代練習で代表チームは9月シリーズを終え、世界各国リーグが再開する。トルコ1部スュペル・リグは現地時間14日に再開初戦を迎えるなか、翌15日に第5節イェニ・マラティヤスポル戦に臨むベジクタシュのポルトガル代表MFリカルド・クアレスマは好調を維持しているようだ。練習中にGKが一歩も動けない鮮やかな一撃を決め、「俺はまだ生きている」とアピールすると、「ハリー・ポッターの魔法のようだ」「文字通りGKを無効化」とファンを感嘆させている。

 26日に35歳となるクアレスマは、プロ17年目の今季もここまでリーグ戦3試合に出場して1得点をマーク。そんな衰え知らずの男は、国際Aマッチウィークの最中にチームメイトと自主練習を行い、圧巻のテクニックで同僚GKを粉砕した。

 左サイドからのクロスを右足でトラップすると、足をクロスさせて右足を軸足の後ろに通してミートする技“ラボーナ”でシュート。ボールは綺麗な放物線を描いて新加入のドイツ人GKロリス・カリウスの頭上を越え、左ポストをかすめてゴールネットを揺らした。

 クアレスマは自身の公式インスタグラムで「俺はまだ生きている」と誇らしげに綴り、会心の一撃を収めた動画を公開。再生回数84万超、21万以上の「いいね!」がつくとともに、称賛のコメントも多数並んだ。

「今年一番美しいゴールを決めた男」
「ハリー・ポッターの魔法のようだ」
「文字通りGKを無効化」
「こんなシュート見たことない」
「ラボーナキング」
「スーパースター」
「クアレスマを止めるのは不可能」

 クアレスマと言えば、同胞のFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)も認める天才で、“アウトサイドの魔術師”の異名を取る技巧派アタッカー。従来の十八番とは異なる“新技”はファンを大いに驚かせたようだ。

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