森保監督、初陣コスタリカ戦へ“攻撃”宣言 「日本人の持つ技術と規律を出したい」

コスタリカ戦の前日会見に臨んだ森保監督【写真:Football ZONE web】
コスタリカ戦の前日会見に臨んだ森保監督【写真:Football ZONE web】

テーマは“球際” 「ボールの奪い合いで、戦う姿勢を見せたい」

 新生日本代表は11日、初陣となる国際親善試合コスタリカ戦(パナソニックスタジアム吹田/19時20分)に挑む。前日会見に出席した森保一監督は、「攻撃的にやっていきたい」と意気込んでいる。

 日本代表は3日から札幌合宿をスタート。7日に国際親善試合チリ戦(札幌ドーム)に臨む予定だったが、6日午前3時過ぎに北海道胆振地方を震源とする地震が発生して中止が決まった。チーム作りにおいては強豪チリとの貴重なテストマッチの機会を失い、森保ジャパンの初陣は波乱の船出となっていた。

 合宿では3バック、4バックの両方を試しており、コスタリカ戦でどちらを採用するか注目が集まるなか、共通するテーマは「球際」だという。

「ベースとなるボールの奪い合いで、戦う姿勢を見せたい。日本人の持つ技術と規律の部分を試合で出していきたいです」

 対戦するFIFAランキング32位のコスタリカは、ロシア・ワールドカップでは時に5バックで守備を固め、速い攻撃を仕掛けた。監督交代により、システムは変更されているが、森保監督は臨機応変に戦うなかでも「攻撃的」な姿勢を見せてほしいとメッセージを送る。

「攻撃的にやっていきたいと思っています。試合の状況もありますけど、守備をする時は守備、速い攻撃ができる時は速く、相手に守られた時はボールを握りながら、臨機応変に戦いたい」

 MF堂安律(フローニンゲン)やMF中島翔哉(ポルティモネンセ)、MF南野拓実(ザルツブルク)ら有望な若手アタッカーをどのように操るのか、その手腕に注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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