香川真司は「日本のスター」 ドルトムント黄金期支えた11人の“今”に英メディア注目

トップ下で輝きを放った香川 「ユナイテッド移籍を引き寄せた」

 ボランチのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンは、16年夏からマンチェスター・シティに活躍の場を移しており、当時主将を務めていた元ドイツ代表MFセバスチャン・ケールは14-15シーズン限りで現役を引退した。

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 そして、トップ下を務めたのが香川だ。記事では「日本のスターは、このボルシアMG戦で2点目を奪い、彼のつかんだ手柄がユナイテッドへの移籍を引き寄せた」と、シーズンを通して中心選手として輝きを放ったパフォーマンスが、翌シーズンのマンチェスター・ユナイテッド移籍につながったと記している。

 また、「ルイス・ファン・ハールがカガワをドルトムントへ売却したことに、後任のジョゼ・モウリーニョは苛立ちを噴出させた」と、当時指揮官を務めていたファン・ハール元監督が香川を放出したことに、モウリーニョ監督が不満を露わにしたと説明している。

 右ウイングは“クバ”の愛称で知られた元ポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキで、現在はヴォルフスブルクでプレー。左ウイングはクロアチア代表FWイバン・ペリシッチで、15年からインテルに所属。今夏のロシア・ワールドカップでは同国史上初の準優勝に導く立役者の一人となった。

 そして1トップは、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキで、14年に宿敵バイエルンへ移籍。ここまでブンデスリーガ得点王を三度獲得するなど、世界屈指のストライカーとして充実のキャリアを過ごしている。

 この試合に先発した11人以外にも、同シーズン後半戦は怪我に悩まされたドイツ代表MFマリオ・ゲッツェや、元ドイツ代表MFケビン・グロスクロイツら数多くの実力者を擁したドルトムント。そのなかの一人として輝きを放った“日本のスター”香川の功績は、欧州のサッカー史に深く刻み込まれているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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