チリ代表MFビダル、日本戦中止に理解 「こんな大地震に遭ったことはなかった」

チリ代表MFビダル【写真:Getty Images】
チリ代表MFビダル【写真:Getty Images】

母国メディアにコメント 「試合が中止になるのも分かる」

 チリ代表のMFアルトゥーロ・ビダル(バルセロナ)が7日、北海道で起きた地震について、人生で初めて経験する大地震だったことを地元メディアなどに明かした。

 チリ代表は同日、札幌ドームで予定されていた日本代表との親善試合のために来日。「ペリオディスタ・ディジタル」は「あっという間のことで、何も得られなかった。チリではこんな大地震に遭ったことはなかった。私にとって(停電や断水など)これらのことは初めてのことだ」というビダルの驚きのコメントを紹介した。

 チリも地震大国として知られるが、20歳までチリでプレーしていた31歳のビダルにとっても経験のない地震だったようで、「試合が中止になるのも分かる」と、試合前日の突然の変更にも理解を示した。

 また「レッドゴール」はビダルのインタビュー映像を公開。ビダルは「我々はホテルの8階にいたが、急いで下まで降りた。停電していてインターネットも使えないので、まだ家族にも無事を伝えられていない。(精神的に)疲れたけど、今は大丈夫だ」と話した。

 チリ代表は7日午前に練習を再開。同日午後にも練習を行い、11日に水原で行われる韓国との親善試合に備えた。DFギジェルモ・マリパン(アラベス)は練習後、「地震はあったが、チームは団結している。今は韓国戦に向けて切り替えている」などと語った。チリ代表は予定通り、8日に韓国入りする予定だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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