仏代表FWグリーズマン、年間最優秀選手賞の選考に不満 「FIFAのトロフィーなんだよね?」
最終候補3人にフランス人選手不在を疑問視「W杯王者が一人もいないのは驚き」
アトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、FIFA年間最優秀選手賞の最終候補3人から漏れたことについて、「奇妙だし、残念なこと」と不満を漏らしている。フランス紙「レキップ」が報じた。
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2016年に終了したFIFAバロンドールに代わり、創設されたFIFA年間最優秀選手賞は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が過去2年連続で受賞している。
現地時間3日に発表された今年の最終候補3人には、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で6年連続得点王に輝き、レアル。マドリード三連覇達成の立役者となったロナウド、ロシア・ワールドカップ(W杯)でクロアチア代表を準優勝に導いて大会MVPを獲得したMFルカ・モドリッチ(レアル)、リバプール加入1年目でプレミアリーグ得点王に輝いたエジプト代表FWモハメド・サラーがノミネートされた。
過去10年にわたってロナウドと同賞を分け合ってきたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)の選外は話題を呼んだが、誰よりも不服に感じているのはグリーズマンかもしれない。
「奇妙だし、残念なことだよ。FIFAが与えるトロフィーなんだよね? そして、W杯はFIFAが開催しているんだよね? W杯は僕たちが勝ち獲ったのに、フランス人が誰もいないなんて。3人のチョイスは間違ってないと思うけど、それでもW杯王者が一人もいないのは驚きに他ならない」
ロシアW杯ではフランスが20年ぶりの優勝を果たしたものの、大会4ゴール3アシストを挙げたグリーズマンやレアルでも三連覇の主力として活躍したDFラファエル・ヴァランなど、受賞に値するフランス代表戦士が一人も最終候補に入らなかったことに無念さを滲ませていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)