英雄マラドーナ、メキシコ2部クラブの監督就任説浮上 低迷脱却の救世主として期待か

アルゼンチンの英雄MFディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】
アルゼンチンの英雄MFディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】

ディナモ・ブレストの会長職に就く身ながら、メキシコ2部ドラドス・シナロアと交渉中

 アルゼンチンの英雄MFディエゴ・マラドーナ氏は、新たにメキシコリーグのクラブと監督就任の交渉を行っているようだ。スポーツ専門テレビ局「ESPN」メキシコ版が報じた。

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 現役時代はバルセロナやナポリでプレーしたマラドーナ氏は、アルゼンチン代表として1986年にメキシコ・ワールドカップ(W杯)を制覇。97年に現役を引退した後は、2008~10年にアルゼンチン代表の指揮を取り、翌年にはUAE1部アル・ワスルの監督に就任。昨季はUAE2部アル・フジャイラを率い、一度は解任が発表されたが、その3日後に再契約を結んでいた。

 ロシアW杯後にアルゼンチン代表のホルヘ・サンパオリ監督が退任した際には、「無料で引き受ける」とアピールしていたが、そんなレジェンドを監督に据えようと動いているのが、メキシコ2部のドラドス・シナロアだ。

 現在リーグ戦6試合を終えて3分3敗と未勝利の13位に沈むチームは、窮地を脱するためにマラドーナに白羽の矢を立てた模様。両者間の交渉が行われていることをアルゼンチンテレビ局「TyCスポーツ」も報じている。

 もっとも、マラドーナ氏はロシアW杯の後にベラルーシ1部ディナモ・ブレストの会長に就任し、3年契約を締結したとされている。ドラドス・シナロアとの交渉は事実ながら、ディナモ・ブレストとの契約を含めて平行線をたどっているという。

 ロシアW杯では興奮のあまり体調を崩して病院に搬送されるなど話題に事欠かないマラドーナ氏だが、再び周囲を驚かせる展開となるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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