伝説の名手が今移籍したら? 驚愕のプレミア移籍金トップ10を専門サイトが独自算出

(左から)シアラー、シェフチェンコ、ファーディナンド【写真:Getty Images】
(左から)シアラー、シェフチェンコ、ファーディナンド【写真:Getty Images】

1位はシェフチェンコの207億円、2位は179億円でシアラーがランクイン

 イングランド・プレミリーグの移籍金は近年急激に高騰し、選手一人に対して日本円で百億円単位の金額が動くことも珍しくなくなってきた。過去の名選手たちが今の市場での価値で移籍していたら、その金額はどうなっていたのだろうか。海外のデータサイト「TotallyMoney」が分析している。

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 同サイトによる独自分析によって、過去に起きた選手の移籍コストを現在の市場価値に換算し、そのデータを公開している。

 2002-03シーズンにリーズからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドの例で見ると、当時の移籍金が2900万ポンド(約41億5000万円)だったのに対し、今の市場で移籍した場合には1億2100万ポンド(約173億円)と推定されている。この金額はプレミアリーグ全体で見ても、歴代3位に相当する数字だ。

 1996-97シーズンにブラックバーンからニューカッスルへ渡った元イングランド代表FWアラン・シアラーは、当時の移籍金で1500万ポンド(約21億円)。現在なら“バーゲンセール”にさえ感じるほどの金額だった。しかし、これも同サイトの計算によれば、リーグ歴代2位の1億2510万ポンド(約179億円)まで跳ね上がっている。

 そして、今回の発表でプレミアリーグ史上最高額となったのは2006-07シーズンにACミランからチェルシーに加入した元ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコだ。当時の移籍金は2940万ポンド(約42億円)だが、これが1億4440万ポンド(約207億円)になるという。

 英紙「デイリー・メール」もこの結果について「チェルシーで失敗に終わったアンドリー・シェフチェンコが驚きの1億4400万ポンド、アラン・シアラーが1億2500万ポンドの評価…もしも、過去のプレミアリーグスターを今の値段で獲得すると予想外の移籍金になる」と驚きを持って報じていた。

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