「喜びづらい」 バルサFWスアレス、「VAR経由ゴール認定」の“副作用”に葛藤
ウエスカ戦で2ゴールを挙げて勝利に貢献も、VARでのゴール認定に喜び半減
バルセロナは現地時間2日のリーガ・エスパニョーラ第3節ウエスカ戦でFWリオネル・メッシ、FWルイス・スアレスの2得点など8-2と大勝を飾った。その試合後、初得点を決めたL・スアレスは今季から採用されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)について、「喜びづらいよな」と葛藤を漏らしている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えた。
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バルサは前半3分、ウエスカのカウンターが発動して先制点を許す展開に。それでも同16分にメッシが切り返し一発で相手マーカーに尻もちをつかせるドリブルシュートで同点とし、同24分のオウンゴールで勝ち越し。そして前半39分には左サイドを抜け出たスペイン代表DFジョルディ・アルバのグラウンダーのクロスをニアに走り込んだL・スアレスが巧みに合わせて追加点をゲットした。
前半のうちに1点を返されたバルサだったが、後半3分のフランス代表FWウスマン・デンベレのゴールを皮切りにクロアチア代表MFイバン・ラキティッチ、メッシ、アルバ、L・スアレスと計5選手がゴールを奪う破壊力を見せつけた。L・スアレス自身も「俺たちは常にダイナミックかつ集団で戦うサッカーを目指してるからな」と3連勝を喜びつつも、触れたのは自身1点目のシーンだった。
中盤からのパスに反応したアルバだったが、このプレーがオフサイドではなかったかとVARが適用される。ゴール直後のバルサイレブンは、VAR判定があることで喜びもほどほどに静かにセンターサークルへと戻っていき、ゴールが認められる形となった。それについて、L・スアレスはこう語っている。