今夏PSGからローマへ移籍　鮮やかなボールコントロールで移籍後初得点をマーク

　今夏にパリ・サンジェルマン（PSG）からASローマへ移籍したアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレは、現地時間27日のセリエA第2節アタランタ戦（3-3）で移籍後初ゴールを挙げた。巧みなバックヒール弾には、「完全なる魔法」「クールファンタスティック」と称賛が寄せられている。

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　29歳のパストーレは、今夏に4年契約プラス延長オプション付きでローマへ移籍。リーグ戦2試合目にて、早速イタリアの地で卓越したスキルを見せつけた。

　トルコ代表MFジェンギズ・ウンデルが右サイドを抜け出してドリブル突破し、切り返しから中央へクロスを供給する。パストーレのやや後方へ飛んだボールに対し、正対して右足を上げ、かかとでボールをミート。ゴールを見ずに放ったグラウンダーの一撃は、左ポストをかすめてネットに吸い込まれた。

　英紙「The Sportsman」電子版は、「パストーレがアタランタ戦で反則級のバックヒール」と特集。「試合早々に驚愕のスタイルでネットを揺らした。なんてゴールなんだ！」と、対処の難しい浮き玉を見事なタイミングで仕留めた一撃を絶賛した。

　ローマ公式インスタグラムもパストーレのゴール動画を公開すると、コメント欄には「クールファンタスティック」「一流の芸術」「完全なる魔法」「歴代で最難関のバックヒールゴールだ」「どうなってるんだ？」と賛辞の言葉で溢れ返っていた。

　かつてパレルモで頭角を現し、世界にその名を馳せた魔術師パストーレは、8年ぶりに帰還したセリエAの舞台で再び輝きを放っている。