C・ロナウドが9月の代表活動辞退へ “ユベントス最優先”の姿勢をクラブも承認
コンディションとプレーの質を高めるべく、代表活動の回避を決断か
今夏の移籍市場でイタリア王者ユベントスに加入したFWクリスティアーノ・ロナウドが、チームへの順応を重視して9月の代表活動を辞退する決断を下したという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
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レアル・マドリードから電撃移籍を果たしたロナウドは、リーグ戦開幕2試合をノーゴールで終えている。プレー内容が悪いわけではないが、ロシア・ワールドカップ後の休暇でチーム合流は8月に入ってからだったこともあり、チーム戦術への順化やコンディション面ではトップフォームには届いていない。そうした状況に、ロナウドは代表活動の回避を決めたという。
ガゼッタ・デロ・スポルト紙は「まだ公式に発表されたわけではない」と強調しているものの、「選択はすでに行われており、ユベントスはそれを認めている」と伝えている。
これによりロナウドは、9月6日にW杯準優勝国クロアチアと対戦する国際親善試合と、10日に行われる新設されたUEFAネーションズリーグのイタリア戦を欠場することが決定的になった。代表活動を終えるとUEFAチャンピオンズリーグも開幕するだけに、コンディション向上とユベントスでのプレークオリティーを高めることが、現在の最大の課題だと認識しているようだ。
ユベントスは9月1日にパルマと対戦した後に代表ウィークに入る。ロナウドの初ゴールが期待されるのはもちろんだが、クラブ重視の決断を下した希代のストライカーにユベントスは内心の喜びを持っているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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