ベルギー代表アザール、やはりレアル移籍? 父親が去就に言及「可能性は残されている」

チェルシーMFアザール【写真:Getty Images】
チェルシーMFアザール【写真:Getty Images】

ジダンの退任もチェルシー残留の一因!? 「異なるストーリーが展開した」

 チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは今季の残留が決定的となっているが、父親であるティエリ・アザール氏が来夏のレアル・マドリード移籍を示唆したと、ベルギー紙「Het Nieuwsblad」が報じた。

 アザールは2020年までチェルシーとの契約を残している。だが、3位入賞を果たしたロシア・ワールドカップ終了後に「違う何かを探す時が来たのかもしれない」と退団をほのめかしていた。相思相愛が伝えられてきたレアルが獲得に本腰を入れ、今夏の移籍は目前とまで報じられた。

 しかし、その後、交渉は暗礁に乗り上げてしまう。チェルシーがイングランドの移籍市場が閉じるまでに、アザールの代役を立てられなかったために放出を頑なに拒否。アザール本人も「今年は動くことはない」と残留を明言していた。

 ティエリ・アザール氏は、息子のレアル移籍に関してこうコメントした。

「ジダンがレアルの監督を続けていたら、異なるストーリーが展開していたかもしれないね。だが、彼にはクラブを去る理由があった。何があったのかここで言及するのは控えさせてもらうが、今のレアルは若手にチャンスを与える方針にあるのかもしれない。来夏の段階で、アザールの契約は残り1年となる。彼がレアルに行くという結末を迎える可能性は残されている」

 今季からレアルに就任したフレン・ロペテギ監督は、現有戦力を底上げしてタイトル争いに挑む考えを持っており、アザール獲得に難色を示したと伝えられていた。だが、今季終了後のチーム状況によっては、再びアザール獲得に乗り出す可能性もありそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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