180度方向転換&股抜き! レアルが誇る新ネイマールの美技に反響「悪夢を突き付けた」
ヴィニシウスがレアルBチームデビュー戦で華麗なボールコントロールでアピール
レアル・マドリードのブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールが、現地時間26日に行われたセグンダ・ディビシオンB(3部相当)のラス・パルマスⅡ戦でカスティージャ(Bチーム)デビュー。圧巻のボールコントロールから鮮やかな股抜きを決め、「壮大なドリブル」「悪夢を突き付けた」「最も華々しかった」と称賛を集めている。
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ブラジルの名門フラメンゴに所属していた2017年、16歳にしてレアルと破格の4500万ユーロ(約58億円)で移籍合意した逸材は、18歳となった今年7月にチームへ合流。インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のアメリカ遠征メンバーに名を連ねると、ASローマ戦(2-1)やACミラン戦(3-1)に出場して才能の片鱗を見せた。
リーガ・エスパニョーラ開幕戦となった19日のヘタフェ戦(2-0)は、ベンチ入りするも出番なし。そして、26日の敵地ジローナ戦(4-1)は遠征メンバーから外れ、同日にマドリードで開催されたカスティージャの試合に出場した。
前半14分と同32分にゴールを挙げ、2-0で迎えた後半21分にヴィニシウスが魅せる。味方から縦パスを受けた瞬間、相手が両サイドから挟みにきたなか、ヴィニシウスは自陣に下がると見せかけて右足裏でボールを引くと同時に、自分の左足かかとに当てて180度方向転換。左側からプレッシャーをかけに来たマーカーの股を綺麗に抜いて見せた。
二人を置き去りにした直後にファウルを受け、ゴールには直結しなかったものの、華麗な足技に海外メディアも注目。フランステレビ局「BFM TV」は「ヴィニシウスの壮大なドリブル」と題し、「ブラジルの天才は華麗な動きを見せ、二人のマーカーに悪夢を突き付けた」と称賛。また、スペイン紙「AS」も「ヴィニシウスの無言の股抜きは獰猛だったが、このゲームで最も華々しかった」と伝えている。
もっとも、この日は3部相当の相手だったというエクスキューズはつく。同様のプレーを今度はトップチームで見せ、“新ネイマール”と呼ばれる実力を証明したいところだ。