セリエAで猛威を振るう“C・ロナウド旋風” アウェー戦のチケット販売で珍現象が発生

セリエAで猛威を振るう“C・ロナウド旋風”【写真:AP】
セリエAで猛威を振るう“C・ロナウド旋風”【写真:AP】

第3節の敵地パルマ戦で不思議なチケットの売れ方が起きたと話題に

 イタリア・セリエAに巻き起こるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの“効果”は、珍現象も発生させている。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」は、ユベントスのアウェー戦では不思議なチケットの売れ方が起きていると報じている。

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 ユベントスは25日にホーム開幕戦となるラツィオ戦を戦い、翌週の9月1日の第3節ではパルマとのアウェーゲームを戦う。パルマは2014-15シーズンにセリエA最下位になり、さらに経営破綻を起こして新チームとしてスタート。それでも3シーズンをかけて昇格に成功し、街には久々にセリエAの戦いが戻ってくる。

 そうしたなかで迎えるユベントス戦だが、“ロナウド効果”が目に取れるチケットの売れ方をしているという。発売から間もなくほとんどの席種が完売となったが、唯一残っているものがあるという。それが、ホーム側のサポーター席。つまり、パルマを熱烈に応援するサポーターが陣取るエリアだけ売れ残るという珍現象が発生しているとした。

 ユベントスの開幕戦となった敵地キエーボ戦は、発売から24時間を待たずに全てのチケットが完売したことが報じられた。最終的にユベントスが3-2で勝利したゲームだったが、キエーボにとっても1試合で約100万ユーロ(約1億3000万円)の収益が上がったという。

 “ロナウド効果”によるチケットの好調な売れ行きは、プロヴィンチアと呼ばれる地方の小クラブにとってユベントス戦を“ドル箱カード”にしている。セリエA全体としても、ロナウドのユベントス加入の恩恵を受ける場面が多くなっているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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