今季のユーベは「レアルより上」 クラブOBの元伊代表GKが太鼓判を押す“驚異の中盤”
“氷のGK”ゾフ氏がロナウドを加えた陣容を称賛「素晴らしいポテンシャル」
ユベントスは今夏、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを移籍金1億1200万ユーロ(約146億円)で電撃獲得した。“氷のGK”の異名を取り、ワールドカップ(W杯)優勝も経験している元イタリア代表GKディノ・ゾフ氏は、かつて自身もプレーした古巣ユベントスの今季は「レアルよりも上だ」と分析している。スペイン紙「AS」が伝えた。
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1972年から83年までユベントスでプレーし、セリエA優勝6回、イタリア・カップ制覇2回、UEFAカップ優勝1回を果たしたゾフ氏は、ポルトガルの大スターを加えた今季のユベントスを「素晴らしいポテンシャル」があると評価。特に、中盤のラインナップは“脅威”になるとイタリアラジオ局「ラジオ・モンテカルロ」に語った。
「ユベントスは前線と中盤において、レアルに技術面でも力でも劣ることはない。このチームは多くの選手にポテンシャルがあるし、我々はまだMFエムレ・ジャンを見ていない。レアルより悪いなんてことはないし、今年のユベントスはむしろレアルよりも上。なぜなら、中盤が脅威になるからだ。ジャン、(MFフェデリコ・)ベルナルデスキは非常によく守るし、(MFブレーズ・)マテュイディは素晴らしい選手だ」
さらに、イタリアではロナウドがどのように新天地でフィットするかが大きな議論になっているが、1982年にW杯制覇も果たしたレジェンドは「プレーに関しては全く問題にならないと思う。(マッシミリアーノ・)アッレグリ監督は分かっているし、状況に応じて解決策を見つけるだろう」と述べた。
ロナウドを獲得したユベントスは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)三連覇中のレアルを上回り、1995-96シーズン以来遠ざかっているCLのタイトルを手にできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)