J1浦和、FWファブリシオの決勝ボレー弾で勝負あり 天皇杯でJ2東京V撃破、8強進出

J1浦和、FWファブリシオの決勝ボレー弾で勝負あり【写真:Getty Images】
J1浦和、FWファブリシオの決勝ボレー弾で勝負あり【写真:Getty Images】

槙野がベンチ外、ほぼベストメンバーの浦和が東京Vを下して準々決勝進出へ

 天皇杯のベスト16の試合が22日に各地で行われ、J1浦和レッズは熊谷スポーツ公園陸上競技場でJ2東京ヴェルディ戦に臨み、FWファブリシオの決勝ゴールで1-0と勝利した。

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 浦和は直近のリーグ戦でスタメンから外して“温存”していたMF柏木陽介とMF宇賀神友弥を起用。DF槙野智章をメンバー外にした他はベストに近いメンバーを起用し、タイトルと来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得への優先度の高さを感じさせるゲームになった。

 試合は立ち上がりから浦和がボールを保持したが、前半20分過ぎから東京Vのペースになった。同24分にはFWアラン・ピニェイロがゴールポスト直撃のシュートを放つなど浦和ゴールに迫った。浦和は奪った後の最初のパスに正確性を欠き、カウンターも仕掛けられずに自陣に押し込まれた。それでもスコアは動かず、0-0のままハーフタイムを迎えた。

 後半も東京Vがボールを持つ展開になったが、浦和はワンチャンスをものにする。同19分、大きなのサイドチェンジが左サイドの宇賀神に通ると、今度は右サイドまでパスをつなぎ、DF岩波拓也がゴール前にクロス。これをFW興梠慎三が頭で落とし、ファブリシオがボレーで叩き込んだ。この試合で影を潜めていた左右への大きな展開で浦和が先制点を奪った。

 その後は浦和もボール保持が安定し、1点を追う東京Vはなかなかゴール前に入り込めなくなった。蒸し暑さの残る熊谷での戦いは、浦和にとっては低調な内容ではあったものの、10月24日に予定されている準々決勝へ進出した。8強以降は、組み合わせ抽選会が行われて決定する。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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