キエーボ39歳GK、“激動の一日”に騒然 C・ロナウドの初得点阻止から負傷&病院行き
好セーブのソレンティーノ、ロナウドとの接触で脳震盪&鼻骨骨折の疑いで病院行き
今夏レアル・マドリードからユベントスに移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間18日のセリエA開幕戦キエーボ戦(3-2)で公式戦デビュー。強烈なシュートで再三ゴールに迫るストライカーの初ゴールを阻んだのは、キエーボの39歳GKステファノ・ソレンティーノだった。スーパーセーブ連発→ロナウドとの激突で負傷→病院行きという激動の一日を送り、SNSのトレンドを駆け上がった。
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全世界注目のロナウドデビュー戦で、スポットライトを浴びた選手がもう一人いた。ユベントスのユース出身で、トリノ、AEKアテネ(ギリシャ)、レクレアティーボ(スペイン)と流浪のキャリアを過ごしてきたソレンティーノだ。
ロナウドは前半から得意の無回転ミドルやヘディングシュートでゴールに迫ったが、ソレンティーノが立ちはだかった。キエーボが2-1とリードして迎えた後半21分、左サイドのタッチライン際からカットインすると、マーカー3人に囲まれながら鋭いターンでかわして右足を一閃。ゴール右隅を突く強烈な一撃をソレンティーノが横っ飛びでスーパーセーブを決め、セリエAデビュー弾を許さなかった。
そして、2-2で迎えた後半40分に会場のマルカントニオ・ベンテゴディが凍りついた。ユベントスのブラジル代表DFアレックス・サンドロが左サイドを突破してクロスを上げると、ニアに飛び込んだロナウドがGKソレンティーノと激突。こぼれ球を元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチが頭で押し込んだ一撃をキエーボDFがクリアしたものの、ゴールラインテクノロジーで得点が認められたかに思われた。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)での確認の末にロナウドのファウルと判定が変わった。