「甘いのは初戦だから」 C・ロナウドデビュー戦に辛口の伊紙が「6.5点」の“忖度採点”

伊紙はセリエA開幕戦のC・ロナウドに合格点を与えた【写真:Getty Images】
伊紙はセリエA開幕戦のC・ロナウドに合格点を与えた【写真:Getty Images】

シュート連発もノーゴール 初戦で周囲のサポートがなかった点を加味して合格点評価

 今夏にレアル・マドリードからユベントスへ移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間18日のイタリア・セリエA開幕戦キエーボ戦で公式戦デビュー。新天地初ゴールこそ生まれずもフル出場で3-2と勝利で飾り、辛口で知られるイタリア紙は合格点を与える一方、「甘い採点は初戦だから」と“注釈”をつけることも忘れなかった。

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 かつて最強リーグと呼ばれたセリエAに久しぶりにやってきた本物のスーパースター。“ユベントスのロナウド”に世界中が熱視線を送るなか、イタリアメディアも注目していた。

 キエーボ戦は強烈なシュートを連発したが、相手のイタリア人GKステファノ・ソレンティーノの好セーブに遭い、ゴールネットは揺らせなかった。それでも、マンチェスター・ユナイテッドやレアルで見せつけてきた個の打開力は、タレント揃いのユベントスにおいても別格。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は合格点の「6.5点」を与えた。

 寸評では「採点が甘く感じるかもしれない。初戦ということ、チームメイトが彼をサポートしなかった部分で、緩い評価になっている」と“忖度採点”を認めている。一方で、細かいコンビネーションには課題を残した点についても指摘している。

「(ロナウドは)よくシュートを放っていた。チームの基点となるプレーは欠いていなかったが、チームメイトたちとの適切な関係を築くのには時間が必要だ。しかし、5回もバロンドールを獲得した選手なら、できるようになるのは容易なことだろう」

 シュート8本を放ったゴールへの貪欲さは健在。レアル時代のような連係が実現すれば、怒涛のゴールラッシュが始まるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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