韓国代表FW、アジア大会敗戦で握手拒否 母国メディア苦言「握手は基本中の基本だ」

「敗者の品格」とはどうあるべきか ロシアW杯で失意のドイツ代表が見せた振る舞い

「マレーシアの選手と握手をせずに議論を巻き起こした。サッカーの試合を終えた後、両軍の選手同士がセンターサークル付近で握手を交わすのは基本中の基本だ」

 通常は試合後、勝敗にかかわらず両チームの選手は握手を交わして互いの健闘を称え合う。しかし、今回はそうした行動が欠如していたと指摘。記事では「立場を変えてみよう」と切り出し、一つのたとえ話を持ち出した。

「もし強豪アルゼンチンが韓国に敗れたとして、リオネル・メッシが韓国の選手と握手をしないままピッチを去ったとする。韓国の選手はどんな気持ちになるだろうか」

 さらに記事では、今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)であった実際のエピソードから「敗者の品格」がどうあるべきかを伝えている。韓国がグループリーグ第3戦で前回大会王者のドイツと対戦し、2-0と勝利。両国ともグループリーグ敗退となったが、韓国は強豪国から大金星を上げた一方、ドイツを史上初のW杯1次リーグ敗退という失意のどん底にたたき落とした。

 試合後、韓国代表DFキム・ヨングォンがドイツ代表DFマッツ・フンメルス(バイエルン)とのユニフォーム交換をリクエスト。フンメルスは「ロッカールームで交換しよう」と話して、一度ピッチから去ったという。この言葉を一種の社交辞令と受け取ったキム・ヨングォンはユニフォーム交換を諦めていた。ところが、フンメルスは韓国のロッカールームにユニフォームを持って現れたという。

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