C・ロナウド、3人翻弄ドリブルから初ゴール未遂 感情爆発シーンに英紙「不満隠せず」
セリエA開幕戦キエーボ戦でユベントス公式戦デビュー、チャンスを逃して感情露わ
今夏レアル・マドリードからユベントスに移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、現地時間18日のイタリア・セリエA開幕戦キエーボ戦で先発フル出場を果たし、公式戦デビューとなった一戦を3-2の勝利で飾った。初ゴール未遂となった場面でロナウドは感情を体全体で表現し、英メディアは「不満を隠せずにいた」と伝えている。
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アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラやブラジル代表FWドウグラス・コスタらとともに先発したロナウドは、左サイドを主戦場にプレー。前半は相手に囲い込まれる場面も目立ち、なかなか自由にプレーさせてもらえなかった。しかし、後半に入ると積極的にシュートも放ち、相手ゴールを脅かした。
圧巻は後半21分のプレーだ。左のタッチライン際からドリブルで中央に切れ込むと、相手3人に囲まれながらも鋭いターンで翻弄。スピードとテクニックを併せ持つロナウドらしい強烈な反転シュートを放った。シュートは相手DFの間をすり抜けてゴール右隅に決まったかと思われたが、相手GKステファノ・ソレンティーノのビッグセーブに阻まれた。
初ゴール未遂に終わったロナウドは、直後に体をくるりと回転させながら腕をぐるりと振り回して感情を露わにした。英紙「デイリー・メール」はシュート場面を取り上げつつ、「彼は不満を隠せずにいた」と報じている。
「セリエAデビュー戦でゴールを決めることはなかったが、ラスト10分の行き詰まる展開を忘れることはないだろう」
試合は後半30分にユベントスが2-2と追いつき、さらに後半アディショナルタイムに途中出場のFWフェデリコ・ベルナルデスキの決勝弾でユベントスが劇的勝利を飾った。ノーゴールのロナウドにとって、忘れられないデビュー戦になったはずだと記している。