ハノーファー原口元気の負傷を独メディアが嘆く 「代わりの選手はいても…」

太ももを負傷中のハノーファーMF原口【写真:Getty Images】
太ももを負傷中のハノーファーMF原口【写真:Getty Images】

太もも負傷のためDFB杯1回戦の欠場を発表

 ハノーファーは現地時間14日、MF原口元気が太ももを痛めて19日に行われるDFBポカール1回戦を欠場すると発表した。これを受けてドイツメディア「Sportbuzzer」は、原口は「攻撃面で重要な選手」だと、その不在を残念がる論調を展開している。

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 原口は太ももの負傷により、11日に行われたアスレチック・ビルバオとのテストマッチを欠場。14日の練習も休んでおり、19日のDFBポカール1回戦カールスルーエ戦でもメンバーから外れることになった。ただし、クラブ公式サイトは翌週には同選手が戻るとしており、長引く様子は見られないという。なお、FW浅野拓磨と並んでビルバオ戦でのパフォーマンスが高く評価されたイーラス・ベブも、怪我により同様に練習を欠場している。

 今年1月にヘルタ・ベルリンから2部(当時)のデュッセルドルフに期限付き移籍した原口は、6月のロシア・ワールドカップ(W杯)を前にハノーファーへの完全移籍が決定。その際にアンドレ・ブライテンライター監督は、クラブを通じて「私はテレビで彼の試合を見ることに喜びを覚える。ゲンキは変幻自在で、素早いドリブルを武器とする攻撃的な選手。多くの経験を持っている」と絶賛し、新戦力を歓迎した。

 その原口にはドイツメディアも期待を寄せており、「Sportbuzzer」の編集者ウーべ・フォン・ホルト氏は「イーラス・ベブとゲンキ・ハラグチという重要な攻撃的選手二人が怪我をしたことで、ブライテンライター監督は守備だけでなく攻撃面での強化も要求することになった」と綴り、「攻撃的選手の代わりは十分にいるものの、彼らはおそらくベブのように足が速くはないだろうし、ハラグチのように経験豊富ではないだろう」と、2選手の不在を嘆いた。ただし、ブライテンライター監督にはウインガーを新たに加える以外に、下部リーグでプレーする選手をトップチームに引き上げる選択肢もあると述べている。

 ハノーファーと2021年6月まで契約を結び、背番号も「10」と、シーズン開幕前から大きく期待されている原口。25日に行われるブレーメンとのブンデスリーガ開幕戦までにフィットすることが望まれている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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