インテル移籍急浮上のMFモドリッチ、レアル監督が残留確信「彼は我々の選手だ」
ロペテギ監督がモドリッチの去就について見解 「8日に復帰」とチーム合流も明言
レアル・マドリードは今夏の移籍市場でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスに去り、補強候補に挙がるベルギー代表MFエデン・アザール、GKティボー・クルトワ(ともにチェルシー)の加入が決まらないなど、強化プランは停滞気味となっている。そのなかでロシア・ワールドカップ(W杯)でMVPに輝き、クロアチアの準優勝に貢献したMFルカ・モドリッチにもインテル移籍の噂が出ているが、レアルのフレン・ロペテギ監督は「彼は我々の選手だ」と残留を確信しているようだ。スペイン紙「AS」が伝えている。
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冷静なゲームメークと献身的なランニングで母国クロアチアをW杯準優勝に導いたモドリッチ。今季もレアルの10番を背負うのが既定路線と見られていたが、突然インテルが興味を示しているとの報道があり、風雲急を告げている。ただ同紙によるとW杯後のバカンスを楽しんでいたモドリッチは8日の水曜日にチーム合流する予定。インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)を戦うロペテギ監督の中で、モドリッチの移籍はあり得ない事柄のようだ。
「(フロレンティーノ・ペレス)会長がすでに話したと思うし、それ以上のことはない。シンプルかつ明確なことだ。モドリッチは素晴らしい選手で、我々は両手を広げて彼を待っている。8日に復帰し、15日(UEFAスーパーカップ、アトレチコ・マドリード戦)での起用できるかを確認する」
不可欠な戦力として念頭に入れていることを強調した。「彼は我々の選手で、プレーしているのを楽しめるし、彼を見て楽しんでいるんだからね」とも話している。ペレス会長がモドリッチ移籍は7億5000万ユーロ(約970億円)を支払われたら考えると話したように、クラブ側としては今のモドリッチを絶対手放したくない存在であることは確かだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)