乾貴士、ベティス移籍の舞台裏を関係者告白 「口頭では残留OK」から一転…何が起きたのか?

今季からベティスに加入するMF乾【写真:Getty Images】
今季からベティスに加入するMF乾【写真:Getty Images】

エイバルのガラガルザSDは「我々は契約更新したかった」と明かす

 日本代表MF乾貴士は今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)で2ゴールの活躍を見せ、FIFA(国際サッカー連盟)が選ぶ「ライジングスター」に選出されるなど世界的に注目度がアップした。そんななかで新シーズンは新天地ベティスで迎えることになるが、スペイン紙「エル・デスマルケ」によると、昨季まで所属したエイバルの強化担当が移籍への経緯を語ったという。

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 乾は2016-17シーズン最終節のバルセロナ戦での2ゴールを筆頭に、エイバルでの3シーズンでリーグ戦11ゴールをマーク。日本人プレーヤーにとって“鬼門”と言われ続けたリーガ・エスパニョーラの舞台で確かな足跡を残した。

 W杯前に決まっていたスペイン南部の名門ベティスへの移籍だが、スペインのラジオ局「ラジオ・マルカ」の番組に出演したフアン・ガラガルザSDは今回の経緯について、「我々は契約更新したかった。彼は重要な選手だった。だけど、彼はビッグクラブへと旅立った。ベティスは規模が大きいからね」と小規模クラブであるエイバルとの“差”と示唆しつつ、このようにも話している。

「口頭では(エイバル残留について)OKをもらっていたんだ。ただ、代理人が数日間待ってほしいと伝えてきた。ただ我々の契約満了を見てきたものによって、彼には300万ユーロ(約3億9000万円)がかかるようになったんだ」

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