柴崎岳にポルトガル移籍浮上 中島翔哉の獲得報道が過熱するポルトの補強リスト入りか

柴崎にポルトガル移籍の可能性が浮上した【写真:Getty Images】
柴崎にポルトガル移籍の可能性が浮上した【写真:Getty Images】

ポルトガル紙「レコルド」が獲得費用は16億~20億円と報道

 日本代表MF柴崎岳がポルトガル王者ポルトの補強候補に浮上しているという。ポルトガル紙「レコルド」が、スペインラジオ局「ラジオ・マルカ」の報道を引用する形で伝えている。

 2011年にJ1リーグの鹿島アントラーズに入団した柴崎は、2016年1月に念願だったスペインリーグへ移籍。2部テネリフェを経て、昨季は1部ヘタフェで22試合1得点の成績を残した。ロシア・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーにも選出されると、全4試合に出場。長短のパスを駆使して絶妙なゲームメイクを見せるだけでなく、中盤での守備でも存在感を示した。

 世界的な評価を上げた柴崎は、ベスト16敗退後にACミランやドルトムントが熱視線を送っているとイタリアメディアで報じられたが、ポルトガルの強豪も獲得に関心を示しているという。ポルトガル紙「レコルド」は、「シバサキが任命される」との見出しで取り上げ、「日本人は2018年のワールドカップで目立った。昨日、スペインメディアでドラゴンズ(ポルトの愛称)の補強候補として選ばれた」と言及。獲得には1200万~1500万ユーロ(約16億~20億円)がかかる見込みだと記している。

 今季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を持つポルトは、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)の新天地候補にも浮上しており、日本側から見れば今夏の移籍市場を賑わせる存在となっている。憧れのスペインに残るのか、それともポルトガルの名門で新たな挑戦に挑むのか――。次代の日本代表を背負うゲームメーカーは、キャリアの分岐点に立っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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