リバプールがローマGKアリソン獲りに執念 GK歴代最高額の移籍金92億円を準備

リバプールがアリソン獲得に執念を燃やしている【写真:Getty Images】
リバプールがアリソン獲得に執念を燃やしている【写真:Getty Images】

守護神カリウスはミスが多く、課題のGKに大物補強を画策

 昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝のリバプールが、GKロリス・カリウスに代わる新守護神としてローマのブラジル代表GKアリソン獲得に執念を燃やしている。GKとして歴代最高額となる7000万ユーロ(約92億円)のオファーを送ったと英公共放送「BBC」が報じた。

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 アリソンは2016年にブラジルのインテルナシオナルからローマへ移籍。17年にポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(ユベントス)の移籍に伴い、正GKの座に就き、急成長を遂げた。ロシア・ワールドカップ(W杯)でも王国ブラジルのレギュラーとして全5試合に先発出場した。

 そんな25歳のアリソンは今夏、ビッグクラブから引く手あまたの存在となっていた。一部ではレアル・マドリードがターゲットとして狙っているという報道も出ていたが、ここに来てリバプールが獲得の動きを強めている。

 レポートによれば、リバプールの提示額は7000万ユーロ(約92億円)。これまでGKの移籍金歴代最高額は2001年にパルマからユベントスへ移籍した元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの5300万ユーロ(現在のレートで約71億円)。成立すればイタリアのレジェンドを優に超えるビッグディールとなる。

 リバプールではドイツ人GKロリス・カリウスが守護神としてゴールマウスを守るが、昨季のCL決勝レアル戦では不用意なスローイングのミスなど大舞台で失点に絡み、バッシングを浴びていた。

 すでにギニア代表MFナビ・ケイタ(←RBライプツィヒ)、ブラジル代表MFファビーニョ(←ASモナコ)、スイス代表MFジェルダン・シャキリ(←ストーク・シティ)といった実力者の補強を進めるリバプール。補強ポイントと叫ばれるGKにも大物を迎え入れることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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