C・ロナウド放出は「許され難いミス」 レアル元会長「大きな代償を払う」と批判

元レアル会長のラモン・カルデロン氏がC・ロナウドのユーべ移籍について、「許され難いミス」と指摘【写真:Getty Images】
元レアル会長のラモン・カルデロン氏がC・ロナウドのユーべ移籍について、「許され難いミス」と指摘【写真:Getty Images】

カルデロン元会長がイタリア紙に語る 「このダメージは計り知れない」

 2009年の加入以来、9年間にわたってレアル・マドリードで活躍し続けたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、イタリア王者ユベントスへ移籍した。元レアル会長のラモン・カルデロン氏は、これをレアルの「許され難いミス」と述べ、「大きな代償を払うことになるだろう」と語ったと、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

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 昨季、レアルで公式戦44ゴールを挙げ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に貢献したロナウド。ユベントスでも大いに活躍する力を持っていると話すカルデロン氏は、ロナウド放出を決めたレアルについて「これは許され難いミスだ。大きな代償を払うことになるだろう」と語った。

 また、この移籍を受けて、パリ・サンジェルマン所属のフランス代表FWキリアン・ムバッペや、ブラジル代表FWネイマール獲得の噂も報じられているが、どちらの選手も「クリスティアーノのレベルには到底及ばない」と述べ、「9年前に(ロナウドの)獲得したのは歴史的だった。契約解除金を10億ユーロ(約1315億円)に設定し、彼を売りには出さないことを示したんだ」と、規格外の金額に設定した理由を説明。現在のフロレンティーノ・ペレス会長に対しては「この過ちの代償を払うだろう」とし、「クリスティアーノはナンバーワンで、このダメージは計り知れない」とコメントした。

 一方、ユベントスについては「素晴らしい契約だ。ロナウドがこの先数年間で、家の戸棚のトロフィーをもっと増やすことが目に見える。移籍には高額が伴ったが、スポンサーや広告費で帳消しになるだろう。ロナウドはアルフレッド・ディ・ステファノやペレ、ヨハン・クライフと同じレベルなんだ」と述べ、ロナウドが加入することでユベントスが1995-96シーズン以来遠ざかっているCLのタイトル奪還も、十分に狙えると指摘していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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